2016年01月13日
ブログをもっと更新しようとか
昨日書いた記事が他の方の記事とともにじぶんのFeedlyに流れてきたのを読んで、頑張りたくないだけじゃないか、言い訳がましいなあと他人事のように思って色斑しまった。でも、コメントにもいただいたのだが、好きなことを嫌いになりたくないし、もう平穏無事が一番だから、やっぱりじぶんにプレッシャーをかけず穏やかに暮らしたいとおばあちゃんの縁側日記のように思うのだ。もっと年を取ったらもっと焦る時期がまた来るのかもしれないけどね。
ところで、去年はどれくらい本を読んだんだろうと数えたら28冊だ寫字樓搬運った。多くはないけど嘆くほど少なくもない(自分比)
そのほとんどがkindle版で、一冊だけ買って読んだ紙の本が『ストーナー』(薦めてくれた方はお元気だろうか……)で、その本を読んだのが一番「読書体験」らしい読書体験だ中五數學った。ストーナーという、それほど特殊ではない人の一生を追った小説だ。それ以外ではさすがの夏目漱石と、佐多稲子『樹影』、ケイト?モートンの『秘密』が印象に残っている。
昨日も書いたように、読書もただの趣味ならば「数」ではないと思うのだけれど、数多く読んだ方が好きな本に出会える確率は上がる。そういう意味では「たくさん読みたい」という抱負もありなのだ。でもまあ、まだ一応裸眼で読めることや、時間と余裕があるというしあわせを噛み締め、欲は出すまい。
2015年に読んだ本
■それから :夏目漱石
■門 :夏目漱石
■ナイルパーチの女子会:柚木麻子
■樹影 :佐多稲子
■君の膵臓をたべたい:住野よる
■山月記:中島敦
■火花:又吉直樹
■嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え:岸見一郎,古賀史健
■短歌の作り方、教えてください :俵万智,一青窈
■アイネクライネナハトムジーク:伊坂幸太郎
■白夜 :ドストエフスキー
■もぎりよ今夜も有難う :片桐はいり
■ストーナー:ジョン?ウィリアムズ
■ガダラの豚〈1〉 :中島らも
■秘密 上 :ケイト?モートン
■秘密 下 :ケイト?モートン
■スクラップ?アンド?ビルド :羽田圭介
■なぜ、この人と話をすると楽になるのか :吉田尚記
■草枕:夏目漱石
■民王:池井戸潤
■日記の魔力―この習慣が人生を劇的に変える:表三郎
■なぎさ:山本文緒
■夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神:水野敬也
■行人 :夏目漱石
■壇蜜日記 :壇蜜
■残り全部バケーション:伊坂幸太郎
■一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い:篠田桃紅
■死神の浮力:伊坂幸太郎
誰かに薦めていただいた本以外は、kindleの割引本や、サンプルを読んで気になったらそのまま続きを買うという形で選んできた。そのパターンで今は小池真理子『二重生活』を読んでいる。何の関わりもない人を尾行する話らしい。他者を尾行するということは、その人物の人生を疑似体験することと同じ意味を持つ? ……気になります。
年末から年始とイベントが続き、例年になく早起きをして活動的な毎日を過ごした。のんびりはできなかったけれど、新しい年の始まりとしてはよいウォーミングアップになったと思う。ずっと話したかった人とも話せて、心身ともにこわばりのない、柔らかい状態だ。このままの調子でいきたい。
お正月が来るまでは「年が明けたら」「来年は」という節目を意識した思考をしていたのに、明けてしまえば茫々と日々は目の前にあって掴みどころがない。そうかといって一年と区切れば今まで以上に短く思えて、何をするにも急かされそうな気がしている。
今年の目標といえば過去に目をやり、「今までやってきたこと」を「前より多くやろう」とか「より良くしよう」と考えがちなことに気づいた。(本をたくさん読もうとか、) でも大抵はうやむやになって達成しない。
それなら「目標到達するために今年こそもっと頑張ろう!」というのが正しい向上心かもしれない。けれども、なんだかもう、そういうのは(頑張らなくても)いいんじゃないかと、今年は思ってしまった。歳のせいかな。好きなことやしたいこと、あるいはしなければならないことなら、放っておいてもやるからそれでいいのだ。そこに、数字的な満足とか目に見える達成感とか、そういうのは要らない。
それよりも残りの人生、心柔らかく余裕を持って、今までしてこなかったことの方に目を向けたい。新しいことを少しやってみてはやめちゃって……というとが昨年も多々あったけれど、そのことを「飽きっぽくてダメだ」と思わず、やってみたという事実を大事にして、これからも、まだまだ何かに出会いたい。
ブログも、だから、去年よりも頻繁に更新しようとは思わない。
ただ、書きたくなるような出来事に、ひとつでもたくさん出会えますように!
---
というわけで毎度のことながらまとまりありませんが、
今年もよろしくお願いいたします。
ところで、去年はどれくらい本を読んだんだろうと数えたら28冊だ寫字樓搬運った。多くはないけど嘆くほど少なくもない(自分比)
そのほとんどがkindle版で、一冊だけ買って読んだ紙の本が『ストーナー』(薦めてくれた方はお元気だろうか……)で、その本を読んだのが一番「読書体験」らしい読書体験だ中五數學った。ストーナーという、それほど特殊ではない人の一生を追った小説だ。それ以外ではさすがの夏目漱石と、佐多稲子『樹影』、ケイト?モートンの『秘密』が印象に残っている。
昨日も書いたように、読書もただの趣味ならば「数」ではないと思うのだけれど、数多く読んだ方が好きな本に出会える確率は上がる。そういう意味では「たくさん読みたい」という抱負もありなのだ。でもまあ、まだ一応裸眼で読めることや、時間と余裕があるというしあわせを噛み締め、欲は出すまい。
2015年に読んだ本
■それから :夏目漱石
■門 :夏目漱石
■ナイルパーチの女子会:柚木麻子
■樹影 :佐多稲子
■君の膵臓をたべたい:住野よる
■山月記:中島敦
■火花:又吉直樹
■嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え:岸見一郎,古賀史健
■短歌の作り方、教えてください :俵万智,一青窈
■アイネクライネナハトムジーク:伊坂幸太郎
■白夜 :ドストエフスキー
■もぎりよ今夜も有難う :片桐はいり
■ストーナー:ジョン?ウィリアムズ
■ガダラの豚〈1〉 :中島らも
■秘密 上 :ケイト?モートン
■秘密 下 :ケイト?モートン
■スクラップ?アンド?ビルド :羽田圭介
■なぜ、この人と話をすると楽になるのか :吉田尚記
■草枕:夏目漱石
■民王:池井戸潤
■日記の魔力―この習慣が人生を劇的に変える:表三郎
■なぎさ:山本文緒
■夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神:水野敬也
■行人 :夏目漱石
■壇蜜日記 :壇蜜
■残り全部バケーション:伊坂幸太郎
■一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い:篠田桃紅
■死神の浮力:伊坂幸太郎
誰かに薦めていただいた本以外は、kindleの割引本や、サンプルを読んで気になったらそのまま続きを買うという形で選んできた。そのパターンで今は小池真理子『二重生活』を読んでいる。何の関わりもない人を尾行する話らしい。他者を尾行するということは、その人物の人生を疑似体験することと同じ意味を持つ? ……気になります。
年末から年始とイベントが続き、例年になく早起きをして活動的な毎日を過ごした。のんびりはできなかったけれど、新しい年の始まりとしてはよいウォーミングアップになったと思う。ずっと話したかった人とも話せて、心身ともにこわばりのない、柔らかい状態だ。このままの調子でいきたい。
お正月が来るまでは「年が明けたら」「来年は」という節目を意識した思考をしていたのに、明けてしまえば茫々と日々は目の前にあって掴みどころがない。そうかといって一年と区切れば今まで以上に短く思えて、何をするにも急かされそうな気がしている。
今年の目標といえば過去に目をやり、「今までやってきたこと」を「前より多くやろう」とか「より良くしよう」と考えがちなことに気づいた。(本をたくさん読もうとか、) でも大抵はうやむやになって達成しない。
それなら「目標到達するために今年こそもっと頑張ろう!」というのが正しい向上心かもしれない。けれども、なんだかもう、そういうのは(頑張らなくても)いいんじゃないかと、今年は思ってしまった。歳のせいかな。好きなことやしたいこと、あるいはしなければならないことなら、放っておいてもやるからそれでいいのだ。そこに、数字的な満足とか目に見える達成感とか、そういうのは要らない。
それよりも残りの人生、心柔らかく余裕を持って、今までしてこなかったことの方に目を向けたい。新しいことを少しやってみてはやめちゃって……というとが昨年も多々あったけれど、そのことを「飽きっぽくてダメだ」と思わず、やってみたという事実を大事にして、これからも、まだまだ何かに出会いたい。
ブログも、だから、去年よりも頻繁に更新しようとは思わない。
ただ、書きたくなるような出来事に、ひとつでもたくさん出会えますように!
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というわけで毎度のことながらまとまりありませんが、
今年もよろしくお願いいたします。
Posted by childishgut at 13:00│Comments(0)